ニュースでよく聞く、訴えられた側の「訴状が来ていないのでコメントできない」という言葉の真相は?

訴訟 仕事のこと
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こんにちは、ヨッシーです。
今日は、仕事がらみのお話を。
よく、ニュースなどで、企業や団体が訴訟(裁判)を起こされたという話を聞きますが、ここで、「(訴訟を起こされた側が)訴状を読んでいないので、コメントできない」ということをよく聞くと思います。
「本当かよ?」と思っちゃうこのセリフ、果たして本当に訴状を読んでいないのでしょうか、それとも・・・

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訴訟を起こすにはどうしたらいいの?

訴訟

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さて、訴訟(簡単に言うと「裁判」)を起こすにはどうしたらいいでしょうか。
正解は裁判所に訴状を出すことです。
弁護士とか雇わなくてもいいの?と思われるかもしれませんが、別に、裁判自体は弁護士がいなくてもできます。簡易裁判所で扱う事件レベルなら、裁判所にある定型書式で自分で訴訟を起こすことができます。

ただし、地裁レベルになると訴状を書いたり、主張書面を書いたり、その他、証拠を書面で用意したり、月に1回くらい裁判所に足を運ぶことになるので、弁護士にお願いする方が、とっても楽ということになるのです。
で、裁判を起こすために訴状を裁判所に出すと、次のように進んでいきます。

  1. 裁判所の職員が、訴状に間違いが無いかどうか確認する。
  2. 間違いがあれば、訴状を出した人(原告)に訂正を求める
  3. 訴状の訂正が終わったら、裁判所から第1回目の裁判日(「期日」と言います)をいつにするかという連絡が原告に入ります。この期日が決まった後で、ようやく訴えられた側(被告)に訴状が送られます。

なので、ニュースで言われる、「訴状を読んでいないので、コメントできない」というのは、本当のことなんですね。
大体、被告に訴状が送られるまで早くても4日から7日くらい、一番最初の裁判日は1か月くらい先になってしまいます。

訴状を出しただけでは裁判は始まらない

訴状を出して、裁判の日も決まって・・・と順調に進むのですが、これで裁判が始まるとは限らないのです。
第1回目の裁判を始めるためにはもう一つ必要事項があります。
それは・・・被告(訴えられた側)に訴状が届いたということ。
どういうことかというと、訴状は、書留と同じように、郵便局の配達人が手渡して配達してくれます。
なので、ポストに勝手に訴状が入っているということはありません。

例えば、被告が留守にしていたら、ポストに不在票を入れられるし、受け取らないままだと、裁判所に「不在で受け取られませんでした」と郵便局から連絡が行きます。
そうなると、裁判が始まらなくなってしまうのです。
被告に訴状が届かないと、先に決めた裁判期日を変更する必要も出てきてしまいます。
次回に続きます。

今日もご覧頂き、ありがとうございました。

 

 

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